詳細は絶対書き込まない!うつ病治療中、SNS利用の注意点3つ

ソーシャルメディア利用者が増え、うつ病について自分のことを発信する人も多いことでしょう。

うつ病で一日中家に閉じこもりがちであれば、SNSは、自分が外部とのつながりを確かめることができる、ほぼ唯一の手段とも言えます。

しかしここに落とし穴が!身近で利用しやすいソーシャルメディアだからこそ、第三者に利用されやすい、どうかすると悪用されたり、トラブルの原因になったりすることもあります。

今回は、うつ病治療時のSNSの使い方について、その注意点と上手な活用法を、有馬英晃医学博士監修『うつ病の人に言っていいこと・いけないこと』を参考にまとめました。

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▐| ソーシャルメディアは控えるべき?

うつ病治療中にソーシャルメディアを利用すること自体は、悪でも善でもありません。

なぜならソーシャルメディアそのものは、悪でも善でもないからです。要するに個人がどのように利用するかが問題なのです。

よ〜く周りを見渡すと、実生活でしょっちゅう人とトラブルを起こす人は、ソーシャルメディアでもやはりトラブルを起こしています。

もちろん実生活でめったに人とトラブルことはないという人も、ソーシャルメディの特有性のせいで、トラブルことはあるかもしれません。

だからこそ、うつ病のとき、ソーシャルメディアを利用すること自体は何の問題もありませんが、その使い方が重要となるのです。

▐| うつ病治療中のソーシャルメディア利用、ここに注意!

では実際にどんなことに気をつければいいのでしょうか。具体例を挙げながら見てみましょう。

注意点1: 医師とのやりとりや治療について

うつ病治療のため専門医に診てもらったとき、そのやりとりや専門医の評価などを、ソーシャルメディアに書き込むのは止めましょう。

例えば、

「▽▽病院の◯◯先生に診てもらっていて、今日の診察では”xxxxx”って言われました。大丈夫なんでしょうか。あまり良い評判を聞かないもので」

「今日◆◆先生に、xxxという薬を処方されました。先週は▲▲という薬。何だかこの先生薬ばっかり・・・」

うつ病のときって、ただでさえマイナスに物事を捉えてしまいます。そんなとき医師や治療法について書き込めば、その内容は大抵マイナスな内容になりがちです。どうかすると中傷する内容になり、医師や医療機関とのトラブルに発展することも考えられます。

治療を上手く進めるためには、医師との信頼関係が必要不可欠です。

それに通っている病院や医師について書くと、それだけで自分のプライベートまで公開することになります。それを悪用する人が世の中にはいる、ということを常に肝に銘じておいてください。

注意点2: グループワークやその参加者について

うつ病の患者が集うグループワークに参加したとき、その参加者について、ソーシャルメディアに書き込むのは止めましょう。

例えば、

「今日行ったグループワークで、□□さんを見た。意外!あんな立派な人もうつ病なんだ」

個人情報の公開につながる可能性があります。中には外部に知られたくないうつ病患者もいるかもしれません。参加者のプライバシーを尊重することは、グループワークに参加する際のマナーではないでしょうか。

また、グループワークで行った内容の詳細も、ソーシャルメディアに書き込むのは避けましょう。内容の詳細を書こうとすると、どうしても参加者についても触れてしまう可能性が高いからです。

注意点3: 情報過多で混乱

ソーシャルメディアを通じて、実に様々なうつ病に関する情報を手にすることができます。

中には正しい情報もあるでしょうし、うつ病治療について役立つものもあるでしょう。

しかしここでのポイントは、情報の信憑性ではなく、多すぎる情報に流されて、結局それが治療の妨げになるということです。

日々新しい情報が流されます。その多さに圧倒されて治療する気力を失ったり、良いと評判な「治療法」を片っ端から試したりして、本来の治療に悪影響が出たり。

そうならないためにも、ソーシャルメディア上の「治療法」はあくまでも参考程度にし、気になる治療法があれば、まず医師に相談してからにしましょう。

注意点4: 自分が傷つく可能性

本人はそんな意図は無くても、誰かを傷つけてしまう可能性が高いソーシャルメディア。SNSの特有性とも言えます。

これはつまりそのまま、誰かがあなたを傷つけてしまうかもしれない、という意味でもあります。

おそらく相手はそんなつもりは全く無いかもしれません。健康な状態であれば、簡単に受け流すことができた言葉も、うつ病であればそうはいかないことも。そして深く傷ついたり。

ソーシャルメディアを利用する際は、その可能性を十分理解しておきましょう。

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▐| ソーシャルメディアの上手な利用法

ではSNSを上手に使うには、どうしたらいいのでしょうか。『うつ病の人に言っていいこと・いけないこと』によると、「浅く広く」がポイントのようです。

SNS上手な利用法1: 基礎知識程度の情報交換

自分の治療法について詳しくソーシャルメディアで公開するのではなく、うつ病についての一般的な治療法や基礎知識の情報を交換する程度にします。

詳しい治療法については、ソーシャルメディアからではなく、医師から情報を得るようにします。

SNS上手な利用法2: 地域の情報収集

医師すら知らない、うつ病に関する支援サービスがあったりします。そのような地域レベルの情報収集において、ソーシャルメディアは非常に有効な手段です。

あまり知られていないけど、こういうサービスがある、とか、新しくできた交流センターがある、とか。

そしてそういった情報がソーシャルメディアに流れるのは、とても速いです。これを使わない手はありません。

SNS上手な利用法3: 治療と無関係な交流でストレス解消

うつ病とストレスは、切っても切れない関係です。愚痴や不満もこぼしたくなるでしょう。そしてそれと同じくらい、誰かに励ましてもらったり、気持ちを共有したいですよね。

そんなとき、気軽に言えるのがソーシャルメディアではないでしょうか。顔が見えないからこそ、誰にも言えない本音が言えたりします。

治療や自分のうつ病について詳しく書かなくても、気持ちを理解しようとしてくれる心優しい人は大勢います。

自分のうつ病の状況や治療について詳しく書き込まないことをしっかり守れば、うつ病からくるストレスを解消できる良い場になるでしょう。

▐| つぶやきとまとめ

ソーシャルメディアは、あなたの使い方次第で、悪にも善にもなるものです。

ならばやはり善になってほしいもの。

SNSをうまく利用して、うつ病治療に役立てたり、励みにしたいものですね。

以上、うつ病治療中のソーシャルメディア利用の注意点3つと、上手な活用法についてでした。

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