運動療法が効く!うつ病と仕事を薬ナシで両立させた実践方法とは?

うつ病を自力で治療している私は、マインドフルネス瞑想法を主な自己治療法とし、その他にも運動療法、食事療法、そして認識行動療法を行っています。

それぞれのうつ病治療法については、以下をご覧いただくと、詳細がお分かりいただけます。
「マインドフルネス瞑想とは何か?意味や定義を解説!英語の意味は?」
「うつ病でできない運動療法だけど、効果アリおすすめは家事掃除!」
「うつ病に効果!自分でやる簡単オススメ認知行動療法のやり方とは?」

今回は、その中でも運動療法を取り上げます。

運動療法という言葉を聞いただけで、その効果について知識はあるものの、やはり引いてしまううつ病の人、多いかもしれません。

しかし、うつ病になり抗うつ薬を服用し続けるも回復しないことから、薬を止め、今では運動療法を行いながら仕事とうつ病を両立させているという、60代の男性がいます。

あと数年で定年退職する予定の、つまり定年退職までうつ病と仕事を両立できるという、この男性のケースをご紹介します。

うつ病でも、仕事を辞めるわけにいかない人たち、両立を模索する人たちの参考になればと思います。

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▐| うつ病でも仕事と両立できる?

このブログにアクセスする人の多くは、「うつ病」「仕事」というキーワードで検索しています。それだけうつ病になったとき、仕事をどうするのか、大きな悩みと言えるのでしょう。

うつ病で仕事どころじゃないけれど、あるいはうつ病の原因が会社にあるけれど、仕事を辞めてしまえば、収入が断たれるわけです。

休職という手もありますし、実際日本では休職期間は、他の国に比べて実に長いです。

うつ病が原因での休職期間について、詳しくは「日本人なぜ長い?うつ病休職期間平均79日は米国の10倍!延長も有り」をご覧ください。

しかしうつ病になった原因が、職場の人間関係だったり、仕事の激務だったりすると、いくら休職して一旦その職場から離れ、仕事をしないで治療・休養したとしても、復職してもとのサヤに収まれば、また同じことです。

根本的な解決ではないので、またうつ病を再発し、また休職し、職場復帰し、を繰り返す。

様々な諸事情で、仕事をそう簡単に辞めるわけにはいかないんですよね。

では現実的に、どうしたらうつ病でも仕事を続けられるのか、両立の道を探るべく、両立することに成功し、もうすぐ定年という60代の男性Mさんのケースをご紹介します。

うつ病でも定年まで働き続けることができる・・・、ホープですよね。

▐| 抗うつ薬は止めました

60代のMさんがうつ病を発症したのは、かなり昔です。済みません、ハッキリいつなのか聞くの忘れてしまいました。とにかくずっと昔。

うつ病になった頃は、うつ病治療の王道を行っていたそうで、もちろん抗うつ薬も、医師が処方するまま服用していたとか。

うつ病に伴って、寝つきが悪かったり、夜中何度も目が覚めるなどの睡眠障害など、様々な症状に苦しめられていたそうです。

抗うつ薬をはじめ、処方されたいくつかの薬を使用したのですが、頭がボーッとして集中できなかったり、気分が優れなかったりして、うつ症状が改善されるどころではありませんでした。

これってうつ病の症状ですよね。うつ症状を改善させるための抗うつ薬ですが、副作用がうつ病ということでしょうか。「」にも抗うつ薬の副作用についてまとめましたが、何とも言えない皮肉な結果です。

M さんは、結局抗うつ薬を飲むことを止めたそうです。この選択に、Mさんの担当医は良い顔をしなかったそうですが、患者の決断を尊重したのでしょうね。

そこからMさんの、自力でうつ病を治療・克服するための旅が始まったのでした。

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▐| うつ病と仕事を両立!具体的実践法とは?

Mさんは現在運動を中心に、うつ病とうまく付き合いながら、毎日仕事をこなしています。

では実際にどのようにMさんが実践しているのか、その方法を探るべく、Mさんの一日のスケジュールを見てみましょう。

大学で常勤講師として働くMさんの一日は、早朝ジョギングで始まります。およそ1時間、近所をジョギング。

ジョギングの後、大学へ向かうMさん。授業の準備や講義、スタッフミーティングなど、忙しく仕事をこなします。

そして空いた時間に、大学内にあるジムで汗を流します。筋トレをしたり水泳をしたり、日によって違う運動をします。

そしてまたオフィスに戻り、帰宅するまで仕事をこなします。

朝が早い分、夜8時頃にはベッドで横になっているんだとか。

このようにMさんは、一日2度、運動をしていることがわかります。かなりハードに見えるかもしれませんが、何百キロのプレートを持ち上げたり、何キロもの距離を全力で泳ぐようなことはせず、あくまで無理の無い範囲で行うそうです。

▐| 運動療法が効果有り

朝のジョギングに日中のジム通い。普段運動しない人からすると、Mさんの運動量はものすごいように見えるかもしれませんね。

しかしこれくらいの運動量が、Mさんには必要なのでしょう。

うつ病のせいなのか、年齢のせいなのか、さすがに若い頃のように運動して疲れれば、そのままバタンキューというわけにはいかないそうです。しかし適度な疲労感は心地良いものですし、達成感もあります。しっかり運動したんだから、大丈夫、きっと眠ることができる、というような、おまじないのような意味もあるようです。

このことからもお分かりのように、Mさんも夜しっかり眠れないことがあるようで、年齢のせいなのか、うつ病のせいなのか、はたまたよく眠れないからうつ病になるのか。こうなると鶏が先なのか、卵が先なのかの議論になります。

それでも運動することで得られる心地良い疲労感、達成感、満足感、心も体もほぐれてリラックス効果、ストレス解消などは、うつ病治療にプラスの効果をもたらします。

そして何よりMさん本人が、運動することでうつ症状を改善またはコントロールしていると、その効果を実感しているそうです。

現在抗うつ薬を使用していないMさんにとって、運動療法が薬なわけですね。

一日2度も運動をすれば、その分返って仕事が忙しくなりそうですが、それだけの運動をすることによって、うつ病でも仕事と両立させることができるのでしょう。実際Mさんは、この生活をもう何年も続けていて、それは定年退職するまで続くのでしょう。

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つぶやきとまとめ

運動療法を行っているMさんは、現在は抗うつ薬を全く服用していません。ただMさんはうつ病自己治療のため、ストイックな生活を送っているかというと、必ずしもそうではないようで、お酒が好きで晩酌が止められないそうです。ビールが好き。

「うつ病と食事は関係大!バランス良い栄養と食べ物の摂取が治療に効果」でも触れましたが、うつ病治療のためには、アルコールは避けた方がいいです。

そのことはMさんも十分理解しているはずですが、運動をし、食事にも気を使い、規則正しい生活をして、真面目に仕事もしているMさん。好きなお酒くらい、いいんじゃないかと本人も思っているのでしょう。

しかしアルコールは、睡眠に悪影響を及ぼします。もちろんそのことも、Mさんは知っているでしょうけどね・・・。

何が言いたいかと言いますと、仕事を続ける為に、うつ病を自力で治療しているからといって、その為に全てを諦める必要はない、ということです。

休日は少し遠出をして、サイクリングを楽しむというMさん。住まいは高級住宅街にある大きな一軒家。定年退職後は、長期海外旅行を計画しているといいますから、うつ病と仕事を両立させ、ちゃんと貯蓄もできるくらいに働けるんだ、という希望を与えてくれます。

繰り返しますが、決してうつ病の人に仕事を続けるよう、促しているわけではありません。Mさんのように、抗うつ薬を使用せず、運動療法を中心に自力でうつ病を治療しつつ、仕事と両立して、それを何年も続けている、金銭的に安定した生活を送っている、というケースもある、ということをご紹介したまでです。

そしてこのMさんのケースが、うつ病と仕事の両立で悩んでいる人の参考になれば幸いです。

以上、うつ病と仕事の両立を成功させた運動療法、その実践方法について、Mさんのケースをまとめました。

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References

University of Michigan Depression Center. (n.d.). Exercise. Retrieved from http://www.depressiontoolkit.org/takecare/Exercise.asp

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