うつ病 仕事休めない&復帰時にケリーマクゴニガル「ストレスと付き合う法」

うつ病になって仕事ができない、会社に行けない辞めたい、ゆえに休職や退職を考えている方は多いでしょう。

しかし収入や生活のことを考えると、そう簡単に辞めるわけにはいかない人も多いと思います。特に養う家族がいるのであれば、なおさらです。

仕事を辞めるか、それとも続けるか、もし悩んでいるのであれば、 ケリー・マクゴニガル氏の「ストレスとうまくつき合う方法」を一度試してみてはいかがでしょうか。

少なくとも、そういう方法もあるんだと理解してみては?

ケリー・マクゴニガル氏の「ストレスとうまくつき合う方法」を理解し、できれば実践してから仕事を辞めても遅くはありません。

もしかすると仕事を続けるためのヒントが開けるかもしれません。

また、休職後仕事へ復職あるいは社会復帰を成功させるポイントや注意点として、役立つかもしれません。

そしてストレスに対する考え方が、変わるかもしれません。

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▐| うつ病とストレス

うつ病になった原因は人それぞれでしょうが、結局のところある現象がストレッサー(ストレスを引き起こす要因)になったといえます。

例えば、職場やプライベートの人間関係が原因でうつ病になったとしたら、その人間関係にあなたがストレスを感じていたわけです。

仕事が多忙で残業続き、帰宅が夜中で睡眠時間がわずか。結果うつ病になったとしたら、休息時間が少ないことで身体的にストレスがかかったといえます。

他にも仕事で大役を任され、そのプレッシャーからうつになるケースもあります。この場合はそのプレッシャーがストレスになったのです。

このように強いストレスを感じてうつ病になれば、そのストレスから解放されたいと思うものでしょう。

しかしそう簡単に逃れられない場合もあります。

それが先程述べた、仕事でしょう。

知り合いの女性はうつ病が悪化し、働いていたパートの仕事を辞めました。しかしこれは夫が稼ぎ頭だったので、妻が仕事を辞めたところで、一家の収入にはさほど影響しないから。

ところがもし夫がうつ病だったとしたら、この女性のように簡単に退職するわけにはいかなかったでしょう。

また別の知り合いは、頼れる親兄弟はいないので、もし自分がうつ病で会社を辞めたらその時点で収入がゼロになってしまいます。

もちろんうつ病の治療を最優先してほしいものですが、だからといって簡単に仕事を辞めるわけにはいかないのが現状だったりします。

かく言う私自身もそうでした。うつが悪化して、たまたまその時年始年末の長期休暇中だったのですが、仕事が始まる数日前、こんなんで仕事ができるのだろうかと心配でたまりませんでした。

しかし食べていくためには働かざるをえません。そして私の人柄や仕事の能力を買ってくれている上司の期待に答えるためにも、会社に行かなくては。

私が抱えていたストレスは、仕事の激務・多忙、短い睡眠時間、プライベートの人間関係でした。これらがうつを引き起こしたのでした。

そのストレスをどうやって対処したのか、それがケリー・マクゴニガル氏の「ストレスとうまくつき合う方法」にありました。

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▐| ケリー・マクゴニガル「ストレスとうまくつき合う方法」とは?

アメリカの名門スタンフォード大学の健康心理学者であるケリー・マクゴニガル氏は、とても美人です。個人的には森泉に似ていると思います。

来日した経験もあり、ケリー・マクゴニガル氏の著書は日本でも評判で、高評価を受けています。

スタンフォード大学で優秀な教職員に贈られる「ウォルター・J・ゴアズ賞」を受賞するなど、とても優秀な心理学者です。

そんな容姿端麗で秀才のケリー・マクゴニガル氏が唱える「ストレスとうまくつき合う方法」ですが、一言で言えば、

ストレスを避けるのではなく、それについての考え方を変え、それを受け入れ、うまく付き合っていく方法

です。

ストレスは、常に悪者、映画やドラマの中で言えば、私腹を肥やす悪役大名。

ある研究によると、ストレスを強く感じている人は、43%も死亡率が高まるとか。やはりストレスってとても悪いものと思いきや、これは、”ストレスが体に害があると信じている人”に、当てはまる事実。つまりどういうことかというと、ストレスを強く感じていても、ストレスを健康を損ねるものと見なしていない人は、死亡リスクは低く、なんとストレスをほとんど感じていない人よりも、死亡率が低いことが分かっています。

アメリカでは、ストレスそのものからではなく、ストレスを強く感じていて、かつストレスが体に害があると信じていることが原因で亡くなった人は、過去8年間で182,000人に及び、一年当たりにすると22,750人が亡くなっていることになります。この数値は、皮膚がん、他殺、HIVで亡くなった人の数より多いのです。

さすがアメリカです。死因の上位にHIVや他殺がくるのですから。こ、怖い・・・。

とにかくストレスが体に悪いと思い込むことが、いかに体に悪いのかが、お分かりいただけるでしょう。

「ストレスを強く感じ」かつ「ストレスは体に害があると信じること」で、心身の健康リスクが高まると言えるのです。

ストレスとうまく付き合うと、どうなる?

しかしこれら心身の健康リスクが高まる2つの要因を別の視点から捉えると、ケリー・マクゴニガル氏の言う、ストレスをどう捉えるのか次第で、ストレスとうまく付き合えるとも言えるのです。

人はストレスを受けると、血管が収縮し血圧が上昇します。これは脳から副腎ホルモンが分泌され、その刺激を受けて、副腎から心拍数を高める物質であるアドレナリンが、神経末端からは交感神経を刺激し、血管を収縮するノルアドレナリンが分泌されるのです。

確かに強いストレスを受けると、心拍数が上がって呼吸が乱れますよね。ロシアW杯アジア最終予選の日本の試合を見ていると、とてもドキドキします。特に日本チームが1点差で勝っているとき、同点にされるんじゃないかと。そんなとき血圧と脈拍を測ると、なんと125以上!普段の血圧は、上が100あるかないかなのです。心拍数も、普段は60を切るのですが、70以上もありました。

こういうとき私が思っていることは、「ダメだ、緊張してストレスで、まともにテレビ(で試合を)見ていられない」と、チャンネルを変えたり、テレビを消したり。

日本チームのサッカーの試合状況を、私はストレスに感じているんですね。そしてそのストレスが体に与える負担に耐えられない。

しかしケリー・マクゴニガル氏によると、ストレスを感じても、それは何かしらのメリットがあるとか、プラスに捉えることができる人は、何とストレスに対する身体の反応も変わってくるんだとか。

つまりストレスを感じても、上記で説明したような血管の収縮が起こらず、結果血圧も上がることがないことが、研究で分かっているのです。むしろ喜んでいるときや勇気が沸いたときと同じ身体的状態であるというのです。

こうなってくると、”ストレスに対する気のもちよう”とか、”考え方次第”というレベルではありません。

次のページでは、どのようにストレスとうまく付き合えばいいのか、具体的に説明します。

References

McGonigal, Kelly. (2013, September 4). How to make stress your friend. Retrieved from https://www.youtube.com/watch?v=RcGyVTAoXEU

Nikkei Style. (2017, January 18). ケリー・マクゴニガル ストレスとうまくつき合う法. Retrieved from http://style.nikkei.com/article/DGXMZO11491930Q7A110C1000000?channel=DF140920160919

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