うつ病 仕事休めない&復帰時にケリーマクゴニガル「ストレスと付き合う法」

▐| ケリー・マクゴニガルの説を、うつ病と仕事に応用する

ケリー・マクゴニガル氏の言う「ストレスとうまく付き合う方法」を、うつ病を抱えながらも会社を辞めず、仕事を続けていくために、どう活用したらいいのでしょうか。

ここからは私がうつ病を抱えながらも仕事を辞めずに続けた経験をもとに、ケリー・マクゴニガル氏の考えを当てはめていきましょう。

ストレスが私を行動に駆り立てた

昨年の年末年始は激務でした。睡眠時間は短く、週末は別の仕事をしていましたから、休日なんてありません。

しかし会社を辞めることは、念頭に全くありませんでした。上司は私の能力を買ってくれていて、その時担当していた仕事はある意味チャンスだったからです。

うつ病の症状が顕著に現れるようになって以来、それまで好きだった料理をほとんどしなくなっていました。うつ病の特徴的な症状の一つ、興味の喪失ですね。

でも忙しさ(ストレス)がピークに達していたからこそ、興味が有る無い関係なく、やる気が有る無い関係なく、「食べないと体もたないな」という考えが浮かび、キッチンに立ったのでした。

やはり食事ってとても大事ですね。食生活が整うと、体力が出てくるんです。うつ病治療に必要な栄養を積極的に摂取しました。少しでも体力が出ると、少し気力も出ました。

ケリー・マクゴニガル氏が言うところの、「ストレスは活力を与えてくれる」ということでしょうか。

人に話を聞いてもらう

職場では、コミュニケーションは大事だと思っています。年始年末は激務な上に、うつ病の症状に早朝悩まされていました。で、いつも以上に直属の上司と話しをしました。自分から敢えてそうしていたというわけではなく、自然とその上司とよく話していたんです。しかも内容は、いかに今忙しいか。きっと誰かに聞いてもらいたかったんでしょうね。

今思えば、同僚や友人と話をすればいいのに、なぜか上司に、自分はいかに今激務で忙しくて、ものすごいストレスがある、それでもこんなに頑張っているんだ、と必死に話していたんです。

上司に話したところで私の睡眠時間が増えるわけではありませんでしたが、人と話すると、少し気が楽になったんです。

「人はストレスを感じると、助けを求めようとする」のは、まさにケリー・マクゴニガル氏の言うとおりです。

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ストレスは捉え方次第と気づく

ある日、仕事上だけでなく、プライベートでも、ストレスをひどく感じるときと、そうでないときがあることに気づきました。

その前にまず、うつ症状がひどい日とそうでない日があることに気づいたのです。

うつ症状がひどいときは、ストレスを感じやすくなっているのでした。ストレスを受けたからうつが悪化することもあるでしょうが、うつだからストレスを感じやすい。

苦手な人が何か私に言ったから、私はストレスを受けた、というより、私はストレスを感じやすい状態だったから、その人が何かを言ったら、それがストレスになって、心拍数や血圧が上がった。

その苦手な人が、私に対する態度はいつも同じなのに、ストレスに感じる日とそうでない日があるのは、私自身に原因があるのだと気づいたのです。

そう考えると、その苦手な人のことなどどうでもよい存在になり、何で今までいちいち過剰に反応していたのかとバカらしく思いました。と同時に、ストレスは結局絶対的なものではなく、私が作り出した幻とでも言いますか、自分自身でどうにでもなるものだと思ったのです。

そしてうつ状態がひどい日はストレスを感じやすいと分かって以来、ではそれは一体いつなのかを突き止めるため、認知行動治療として、とっても簡単なうつ病日記をつけるようになりました。

そしてそのストレスを感じやすい日はどうしたらいいのか考え、出た答えは、私の場合、マインドフルネス瞑想のクラスに行きまくる、でした。

マインドフルネス瞑想のクラスに行くモチベーションは、結局ストレスなんです。

ストレスは避けられない、確かにそうです。ストレスを感じやすい日に、ストレスを感じないようにするにはどうしたらいいのかではなく、その日はどうやって過ごせばいいのかを考えたのでした。

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▐| 最後に

ケリー・マクゴニガル氏の「ストレスとうまく付き合う方法」を通じて、うつ病でも仕事を続けようと言っているのでは決してありません。

休職したり、退職したりすることが必要な場合もあるでしょう。

一つの考え方として、こういう方法や見方もあるということです。

実際に、仕事上でストレスを感じ、うつになる人は実に多いです。ストレスとうつは切っても切れない関係。ならば、ストレスとうまく付き合う方法を身につければ、仕事を続けるために、または復職するとき、何かしら役に立つのではないでしょうか。

ケリー・マクゴニガル氏が言う通り、ストレスは避けられないのですから。

以上、ケリー・マクゴニガル氏の「ストレスとうまく付き合う方法」で、うつ病でも仕事を続けることができるか、についてでした。

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References

McGonigal, Kelly. (2013, September 4). How to make stress your friend. Retrieved from https://www.youtube.com/watch?v=RcGyVTAoXEU

Nikkei Style. (2017, January 18). ケリー・マクゴニガル ストレスとうまくつき合う法. Retrieved from http://style.nikkei.com/article/DGXMZO11491930Q7A110C1000000?channel=DF140920160919

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