解決できない問題はカルマ業を背負ってる?マインドフルネス実践記[12ヶ月目5]

みなさんは、カルマという言葉を聞いたことがありますか?日本語だと「業」と表します。

何だか宗教じみているようで、申し訳ありません。しかし別に今回、宗教とか魂とかスピリチュアルについて書くわけではありません。

先日、半日リトリートが行われて、参加してきました。

リトリートって何?と思われた方は、「行ってきました!タイ瞑想センターで1週間リトリート修行体験」「脱落者続出の1週間リトリート!タイ瞑想センター体験記その2」をご覧ください。

私が毎週通っている瞑想センターでは、タイ仏教が基になっていて、時々このようなリトリートが行われます。タイ仏教僧侶と共にマインドフルネス瞑想をしたり、僧侶の話を聞いたりします。

そして先日の半日リトリート。ある女性の参加者Jさんがタイ仏教僧侶にカルマについて質問しました。

Jさんに次々降りかかる問題。それはカルマのせいではないかとJさんは言うのです。

今回はこのJさんの考えについて、お話します。

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▐| カルマ、業とは?

昨年の夏に、タイ寺院で1週間リトリートに参加したとき、カルマについて学びました。

でも私は、マインドフルネス瞑想に興味があるのであって、はっきり言ってどんな宗教にも興味がありません。カルマなんてそんな宗教じみたこと言われても、「ふ〜ん」くらいしか思いません。

それでも知識として、知っていてもいいかなとは思います。信じるか信じないかは別として。

で、カルマ、業って何?という方のために、簡単に説明します。

カルマとは、人は生まれ変わるという考えがあって、私たちの前世とか来世とか、そういう考え方が基になります。だから私たちは誰かの生まれ変わりで、前世があった。その前世で何をしたのかが、それが良かろうと悪かろうと、今私たちが生きている上で影響しているというのです。

現世が◯◯なのは、前世はこういうことをしたから、というふうに。原因と結果。因果応報。

1週間リトリートでは、チャートを見せてもらい、すごく具体的な因果応報が記されていました。

例えば、現世で歯が抜けたのは、前世でxxxをしたから、とか、現世が女なのは、前世で▲▲▲だったから。済みません、肝心なxxxや▲▲▲が何だったか忘れてしまいましたが、言いたいことは分かっていただけたでしょう。

▐| 解決できない問題はカルマのせい!?

先日の半日リトリートで、Jさんがタイ僧侶に尋ねた質問は、

なぜ自分の周りの人間は、こうも意地悪なのか。
特に夫。
何とかしようと努力したけれど問題は解決できず、次から次へと問題が降りかかる。
これはもう自分に背負わされたカルマとしか、言いようがないのでは。

ざっとまとめるとこんな感じでした。周囲の人間はみんな意地悪で、夫婦関係はとても悪いらしいです。

私はリトリート会場では、Jさんの後ろ斜めに座っていましたが、彼女の声と体は怒りに包まれているのが分かりました。ちょっと怖かったです。

Jさんとしても、その怒りを何とかしたいと思っているようで、リトリートに参加したのでしょう。

しかし、Jさんの発言を聞いて、まず私が思ったことは、問題の原因をカルマのせいにしてる・・・。要するにそれって、問題の原因を、自分以外の人や物事のせいにしているのと同じじゃ・・・。

Jさんに問題が次から次へと降りかかり、どんなにもがいても解決できないのは、彼女がカルマを背負っているからかどうか、なんてことは、私には分かりません。

Jさんが言うように、カルマのせいかもしれませんし、そうじゃないかもしれない。

証明の仕様が無いし、私には分かりようがありません。

でも一つ言えるのは、問題の原因がカルマのせいだったとしても、だからといって、Jさんの抱える問題が解決されるわけではありません。

「私はカルマを背負っているから、夫を含む周囲の人間はみんな私に意地悪なんだ」と結論付けたところで、問題は解決されないし、夫や周囲の人々は変わらないし、彼女が幸せになることもありません。

みなさんも経験上お分かりでしょうが、問題の原因を自分以外のせいにしているときは、悲しいかな、絶対問題は解決しません。特に人間関係の問題。

相手の立場になってみれば、確かに自分にも悪いところがあったかもしれない・・・。

違う角度から問題を見て、そんなふうに思えた瞬間が、解決への第一歩なのではないでしょうか。

別の角度から物事を見て考えるのは、難しいことかもしれません。しかしその作業無しに、問題は解決に向かわないのもまた事実です。

人を変えるのは難しいし、私は自分以外の人間を変えようなんて、とても恐ろしい考えだと思っています。
でも視点を変えること、つまり自分を変えることは、自分次第で可能です。

ここで一つ注意していおきたいのは、これは自分を責めたり、非難するということではありません。自分を省みたり非を認めることは、自分を責めることは違います。

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▐| なぜカルマのせいにするの?

ではなぜJさんは、問題の原因はカルマではないか、自分はカルマを背負っているのではないかと思ったのでしょうか。

Jさんは、これまで問題を解決するために努力をしてきたと言います。でも問題が解決するどころか、また新たな問題が次々と起こる。それでこれはもうカルマなのでは?と考えたのでした。

もう一度繰り替えしますが、Jさんがカルマを背負っているかどうか、私には分かりません。そうかもしれませんし、そうじゃないかもしれません。そんなこと、私にもJさん自身にも分かりようがありませんし、確かめようがありません。

ただ言えるのは、問題の原因を自分以外のせいにすれば、解決に向けての努力をしなくて済むのです。

自分の見方を変える、非を認める、省みる、自分を変える、などという難しい作業をしなくていいのです。

誰だって、自分が悪者になりたくありません。自分は悪いことをする人間ではない、良い人間だと思いたいし、思われたい。誰か他の人や物事のせいにすれば、自分が悪者にならなくて済みますからね。

問題は解決しないけれど、そのための努力をしなくていい、自分が悪者になるかもしれないリスクも負わなくていいわけです。

しかしもう一度言いますが、実際にカルマのせいであろうとなかろうと、Jさんが自身の抱える問題をカルマのせいにする限り、問題が解決に向かうことは難しいでしょう。

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▐| つぶやきとまとめ

リトリートに参加し、何とか解決の糸口を見つけようとしているJさん。Jさんには幸せになってほしいと心から願います。

ちなみに私は前世とか来世とか信じています。

だってそういうのがあった方が何だかワクワクするし、私の人生は死では終わらない物語だと思うと、それだけで未来が明るい。前世の自分は、現世の私を多分に助けてくれている、必要なときには救ってくれていると思っています。ありがとう、私の前世さん。

それをカルマと呼ぶのであれば、別に構いません。実際、そうなのかもしれませんしね。

だから、カルマのせいとするのか、カルマのおかげだと思うのかで、現世、現在は変わってくるのだと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

以上、問題解決できないのはカルマのせい?というテーマでした。

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