物忘れがひどい?対策対処や防止にマインドフルネスが効果的な理由

最近忘れっぽいな、と感じていませんか?

激しい物忘れは、うつ病の特徴で、私もその症状に悩まされていました。

うつ病が関係していなくても、物忘れがひどくなれば、認知症などの言葉も頭に浮かび、不安になりますよね。

そこで物忘れの対策・対処だけでなく、ボケや認知症の予防にもオススメなのが、マインドフルネス瞑想法です。

今回はマインドフルネス瞑想法の驚くべき効果の一つ、物忘れ対処・改善、ボケ・認知症の予防という点についてお話します。

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▐| マインドフルネス瞑想法とは?

ここ1、2年、テレビや雑誌で取り上げられるようになったマインドフルネスという言葉。

そんなの聞いたことが無い、という人に出会うこともまだまだ多いですが、徐々に日本でも拡まりつつあります。

ではまず、マインドフルネス瞑想法って何?ということになりますが、要するに瞑想です。何だか宗教っぽいイメージがありますが、そういった宗教色を取り除いたものがマインドフルネス。

マインドフルネス瞑想法って何?と思った方、その意味や定義については、「マインドフルネス瞑想とは何か?意味や定義を解説!英語の意味は?」をご覧ください。

で、このマインドフルネス瞑想を行うことは、物忘れを改善するという、対策・対処になるんです。

▐| 脳内で起こる驚きの変化がこれ!

マインドフルネス瞑想、つまり静かに黙って、じっと目を閉じていることが、なぜ物忘れの対処法になり、はてまてボケや認知症の予防にも役立つのでしょうか。

ハーバード大学の神経科学者サラ・ラザー氏によると、マインドフルネス瞑想の未経験者が、8週間マインドフルネス瞑想を行ったところ、脳内で以下の部分が厚くなることが認められました。

  1. 後帯状皮質
    過去のことを思い出したり、未来のことを想像したりして、今の状態とは異なることを考えるマインドワンダリングに関係する部分
  2. 左の海馬
    学習、認識、記憶、感情の抑制に関係する部分
  3. 側頭頭頂接合部
    他人の意図を推測したり、思いやりや感情移入などと関わる部分
  4. 脳幹に含まれる橋(きょう)
    橋から多くの脳神経が出る

また、不安や恐怖、ストレスと深く関係する扁桃体が、小さくなることも確認されました。つまりマインドフルネス瞑想を行うことで、ストレスが低減されるのは、こういう理由からなのです。

物忘れに関して注目すべきは、記憶を司る海馬が増えたということです。何と5%も増えたそうで、これは何か新しいことを学習したときに匹敵するそうです。

すごいです、マインドフルネス瞑想法。脳内で上記のような変化が起こることで、物忘れが改善され、防止にもなるというわけですね。

一日27分の効果

サラ・ラザー氏の研究に参加した人たちは、一体どれくらいマインドフルネス瞑想を行っていたのでしょうか。

一週間に一度、マインドフルネス瞑想のクラスを受講し、後は毎各自で実行したそうで、それを8週間続けました。

平均すると一人一日27分間、マインドフルネス瞑想を行ったそうです。

しかし中には毎日きっちり40分間行っていた人や、週に数回だけ行った人もいたそうで、平均すると27分間。

海馬が5%も増えるくらいですから、毎日きっちり1時間くらいはやっていたのかと思ったら、そうでもないようですね。

自分のペースでできる範囲で無理なくやる。しかし続けることが大事なんですね。

50歳の脳が25歳のと同じ!?

サラ・ラザー氏の研究では、他にも様々な驚きの結果が報告されています。

その中でも、長期に渡ってマインドフルネス瞑想をしている50歳の人の脳は、何と25歳の脳と同じだったというのです。

人は年齢を重ねると脳が萎縮することで、ものごとを考えたり、記憶したりするのが難しくなります。しかし前頭前野の灰白質において、マインドフルネス瞑想を実行している50歳の人たちの脳は、それを同じように実行している25歳の人たちの脳と同じ。

すごすぎるマインドフルネス瞑想法ですが、これはもしかしたら、これらの50歳の人たちの脳は、マインドフルネス瞑想を始める前から、もともと前頭前野の灰白質が通常より多かったのかもしれません。

それにしても、50歳になっても25歳と同じ脳が保たれるかも?という希望を私たちに与えてくれますよね。

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▐| まとめ

加齢と共に脳は劣っていき、物忘れがひどくなるのは避けられないと思っていました。しかしマインドフルネス瞑想を続けることで、全く物忘れをしないで済むとまではいかないまでも、ひどくなるのを防ぐことは可能なわけですね。

またストレスで海馬が痩せてしまい、物忘れが激しくなってしまっても、マインドフルネス瞑想を行うことで再び海馬を太らせ、物忘れを改善できたりすることも可能です。

最近忘れっぽいなとか、物忘れがひどくなったなと気になるようでしたら、物忘れ外来などで専門家に相談するのと同時に、ぜひこのマインドフルネス瞑想のオプションもあるということを、覚えておいてください。

大切なのは、忘れっぽくなるのは年齢のせいで、仕方のないこと、と最初から諦めないことです。対策や対処法、予防法は、あるのですから。

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▐| つぶやき

マインドフルネス瞑想法って、効果は科学的に立証されているんですが、毎日続けるのが大変そうと思った方もいるのでは?

前述のサラ・ラザー氏は、自身もマインドフルネス瞑想を20年間続けているそうですが、きっちり毎日行っているわけではないようです。40分間行う日もあれば、5分間だけという日もある。または全くしない日もあったりするそうです。それでも20年間続けてきた経験から、マインドフルネス瞑想は効果があることを身をもって感じているそうです。

ストレスを低減し、穏やかな気持ちにしてくれるマインドフルネス瞑想が、毎日実行しなきゃと、逆にストレスになってしまっては、本末転倒ですからね。

ストレス低減だけでなく、物忘れにも効果的なのですから、毎日実行する価値は十分ありますが、ストレスにならないように、長く続けていることを目的に、自分のペースで行うことが一番ですね。

以上、激しい物忘れ対策・予防にはマインドフルネス瞑想法がオススメ!その理由についてでした。

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References

Haley, Alex. Delagran, Louise. How Does Mindfulness Work? University of Minnesota. Retrieved from https://www.takingcharge.csh.umn.edu/explore-healing-practices/mindfulness/how-does-mindfulness-work/

Schulte, Brigid. (2015, May 26). Harvard neuroscientist: Meditation not only reduces stress, here’s how it changes your brain. The Washington Post. Retrieved from https://www.washingtonpost.com/news/inspired-life/wp/2015/05/26/harvard-neuroscientist-meditation-not-only-reduces-stress-it-literally-changes-your-brain/?utm_term=.2568099dfcb0/

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