やらなきゃ!がやる気が出ない理由?面倒くさくても出来てしまう方法

今日はちっともやる気が出ない、どうしたらやる気が出るんだろう・・・。

そんなふうに考えることって、しょっちゅうです。

やる気って、私たちが生きていく上で、永遠のテーマですよね。

何かを成し遂げるのに、お金や時間やスキルやその他いろいろなことが必要ですが、何より一番私たちの内なるもの、つまりやる気無しには、何も始まりません。

やる気が出なくて、結局今日もうだうだ、だらだらして過ごした。で、やりたかったこと、何もやっていない・・・。何てことも。

しかしやる気が必要な時に、ハイ、ポン、と直ぐに出ればいいのですが、そういうわけにはいきませんよね。コインを入れてボタンを押せば、欲しい飲み物が出てくる自動販売機のようだったらいいんですけどね。

ところでなぜやる気が出ないのでしょうか。ついめんどくさいと思ってしまう理由とは?まずその部分の謎を探りながら、やる気があっても無くても出来てしまう方法を、行動心理コンサルタント鶴田豊和著書『「めんどくさい」がなくなる本』を参考に、考えてみましょう。

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▐| やる気が出ない理由は「やらなきゃいけない」

一日生きていれば、やることがたくさんあります。仕事、家事、育児、その他たくさん。

朝起きれば、寒いけどお布団から出なきゃ。
そしてお布団たたまなきゃ。
子供と旦那を起こさなきゃ。
お弁当作って、朝食の準備しなきゃ。

今日は朝一で部長を交えた会議があるから、電車は一本早いのに乗らないとな。
会議前に、あの資料に目を通しておかないとな。
今夜は夕食要らないって、言っておかないと。

やらなきゃいけないことが頭の中をぐるぐる、ぐるぐる。

家事系や仕事関連は、今しないといけないので、やる気有る無し関係なく、できてしまうのではないでしょうか。

しかし今日、今、この瞬間しなくても、何とかなるようなことって、やる気が出ない時はめんどくさくなって、つい後回しにしてしまいます。

この前図書館で借りた本、読んでしまわないとな。
最近ジムに行ってないな、行かないとな。
英会話の教材買ったのに、全然手つけてない、勉強しないとな。
最近太ったから、ダイエットしないとな。

ここまで読んでお気づきかもしれませんが、「やらなきゃいけない」と頭では分かっていることこそ、気持ちがついていかず、やる気が出ない、めんどくさい、という原因になってしまうんです。

「めんどくさいの発生のメカニズム」と鶴田豊和氏が呼ぶメカニズムが、

「やらなきゃ」と思う
 ↓
いろいろ考えてしまう
 ↓
「めんどくさい」と感じる

人は「やらなきゃいけない」と思うと、めんどくさいと感じやすくなるそうです。「やらなきゃいけない」と思い、その後いろいろ考えてしまうから。そしてめんどくさいと感じるというわけです。

「最近ジムに行ってないから、体がなまっている。行かなきゃな」と思ったら、その後に「ジムのメンバーシップの更新してなかったな。今度行ったら年会費払わないといけないな。痛い出費になるな」とか、「ダンベル持ち上げたら肩を痛めたっけな。それでずいぶん仕事にも影響しちゃって」とか。

考える内容は、大体マイナスなことです。やらなきゃいけないことを、やらなくて済む理由を探している。ですから考えれば考えるほど、余計にめんどくさいと感じてしまうのです。

▐| やる気が出ない、でも「やらなきゃ」の対処法は?

鶴田豊和氏によれば、「めんどくさいの発生のメカニズム」について4つの原則があると言います。

  1. やらなきゃいけないことを減らす
  2. 「やらなきゃ」と思わないようにする
  3. いろいろ考えないようにする
  4. 工夫して行動する

1. やらなきゃいけないことを減らす

人生本当にやらなきゃいけないことって、ほんのわずかです。単に自分で「やらなきゃ」と思っているだけ。そして「やらなきゃ」の波に押しつぶされて、めんどくさいと感じ、結局やらないという結果に。

自分は本当にそれをやる必要があるのかどうか自問し、必要のあることだけをします。

やらなきゃいけないこと自体を減らしても、何も困ることはありません。

知り合いの女性が、家事や育児、親の介護などで忙しく、私が家事の効率化を提案したことがありました。食器を洗う手間を省くため、紙皿やプラスチックのフォークやスプーンで食事をするアメリカ人家庭の話や、食洗機購入の検討、それぞれのおかずを小皿に分けて盛らず、全てワンプレートに盛る、などなど。

よく考えたら彼女がしていることは、彼女が頭の中で「やらなきゃ」と思っているだけで、仮に彼女がワンプレートで夕食を差し出しても、家族の誰も困ることは無いでしょう。

また別の女性は、高校生の息子と中学生の娘の制服を、いつもアイロン掛けしています。別にアイロン掛けしなくてもいいようなタイプの制服ですし、子供は高校生と中学生で自分でアイロンくらい、自分たちでできる年齡です。いつも家事で忙しいと不平を言うのですが、アイロン掛けは彼女にとって「やらなきゃ」と思っている家事です。

「やらなきゃいけない」ことに固執しないで減らしていけば、楽になると思うのですが、彼女が単に愚痴をこぼしたいだけなのは十分分かっているので、「アイロン掛けは子供にやらせたら?」などと提案したりしません。

2.「やらなきゃ」と思わないようにする、置き換え術

「やらなきゃ」と思うと、めんどくさいと感じてしまうなら、「やらなきゃ」と思わないようにすればいいのです。

先程も述べましたが、「やらなきゃ」と思っていることは、あなたがそう信じているだけなんです。幻想に過ぎません。幻想にしがみついていることは、とても苦しいことです。そのことをしっかり理解しましょう。

そして以下のような置き換え術を実践してみましょう。

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【1】「やらなくていい」と置き換える
「やらなきゃ」と思ったら、「やらなくてもいい」と置き換えます。そしてその理由を考えます。

例えば、「英会話の教材を買ったから、勉強しなきゃ」と思ったら、「勉強しなくてもいい」と置き換えます。

その次になぜなのか自問し、その理由を並べます。

「明日からでも始められる」「英会話ができなくても、日本に住んでいるので問題無い」「英会話教室に通う方が、効率がいいはず」「安い教材だったから、使わなくても損は無い」などなど。

あなたが英会話の勉強をしなくても、あなたも誰も、困りません。

【2】「やりたい」と置き換える
次に「やらなきゃ」を「やりたい」と置き換えます。そしてその理由を考えます。

「英会話をマスターして、海外旅行に行く」「仕事で昇進のチャンスが高まる」「転職に有利」「世界が拡がる」など。

この置き換えにより、認識が広がり、めんどくさいが消えて、気持ちが楽になります。「やりたい」と自発的になることができれば、行動に移しやすくなります。

3. いろいろ考えないようにする

あれこれ考えるときって、大体マイナスなことですよね。そして考え過ぎて実行するのが面倒になり、結局行動しない。
「うつでやる気が出ない時でもスグやる方法!精神科医実践の対処法」でもお伝えしましたが、「つべこべ考えないで、やる」。つまり、何かをやるとき、頭で何も考えない。ただやるだけ。一旦行動し始めれば、後は勢いづいてどんどん進めることができるのは、みなさん体験的にご存知だと思います。

4. 工夫して行動する

めんどくさくっても、マイナスな考えを巡らせても、要はとにかく行動できるかどうかです。ですから行動に移せるように、いろいろ工夫します。

具体的にどのように工夫すればいいのでしょうか。

  1. 深く考えない
  2. 効率性より、継続性を重視する
  3. できるだけ簡単なことから始める
  4. 質よりスピードを重視する
  5. 見切り発車でいいので、まずは始める
  6. 最初から良い結果を期待しない
  7. 今すぐ役立ちそうな情報のみ集める
  8. アクションステップや目標は小さく定め、小さく始める
  9. 毎日目標を少しずつ大きくする
  10. 「こうするんだ」という意図をはっきりさせる
  11. やることや考えを紙に書き出す
  12. 人の助けを借りる
  13. やることリストに、やったことを書き入れる

上記の中でも、私が一番印象的だったのは、6です。

鶴田豊和氏のもとに、ある相談者がネットビジネスをしたいと相談してきた時のこと。とりあえずebayでバックを売ろうとするのですが、なかなか一歩が踏み出せない。相談者はebayの仕組みだとか、バックの写真の撮り方だとか、コピーライティングだとか、上手く行かせるためにあれこれしなきゃと考えを巡らせますが、そのことに圧倒されて、結局まだebayに出品していなかったとか。つまり何も行動できていなかったのです。

そこで鶴田豊和氏は、最初は失敗するように、出品しても絶対バックが売れないようにしてくださいとアドバイスをしたとか。バックの写真も無い、説明文も無い。ただ一言「これはバックです」。あれしなきゃ、これしなきゃと考えていた相談者は気が楽になって、早速鶴田豊和氏のアドバイス通り出品したとか。

つまりこの相談者は、行動したのです。

もちろんそのバックは売れませんでしたが、最初の一歩を踏み出したことで、その相談者は火がついて、その後いろいろ工夫を重ね、今ではネットビジネスを成功させているんだとか。

最初の一歩を踏み出すときが、一番エネルギーが必要です。始めてしまえば、何であんなに面倒くさがっていたんだろう、と不思議になることってありますよね。

いろいろ工夫して、最初の一歩を踏み出せるようにしてください。

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▐| つぶやきとまとめ

やる気が出ない時、どうしたらやる気が出るのか、どうしたらこのめんどくさいという気持ちを克服できるのか、考えますよね。

しかし今回お伝えした鶴田豊和氏の提唱する「めんどくさいがなくなる」方法は、何かをやる時、やる気が有るか無いかは関係ないと言います。

必要なのは、パッション、情熱なんだとか。

一方で、別の本では、パッションがあっても、やっぱり人間は惰性の動物。パッションだけでは、途中やる気を失ってしまい、行動し続けることはできない、ともあります。

どちらが正しいのかは分かりませんが、やる気が有っても無くても、出なくても、行動に移すことができればそれでいいわけで、一度行動し始めれば、後は楽に進めることができるのは、体験的に分かっています。

そう考えると、やる気とパッションと行動力が伴っている人というのは、最強なんでしょうね。羨ましい。

以上、「やらなきゃいけない」と思うことが、やる気が出ない理由だった!面倒くさい時でも出来てしまう方法についてでした。

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References

鶴田豊和. (2015.3.7.). 「めんどくさい」がなくなる本. フォレスト出版.

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