人間関係がストレスでめんどくさい?上手くいかない時の対処法2つ

私の大学時代の教授が、有名な学者の言葉を引用して、「全ての感情は人間関係の結果だ」と話していました。

確かにストレスだとか面倒くさいだとか、そういった私たちの感情は、人間関係の結果ですよね。

逆に言えば、この人間関係が上手くいけば、湧き起こる感情はプラスのもの、例えば、人生楽しく、楽になるのではないでしょうか。

今回は、行動心理コンサルタント鶴田豊和著書『「めんどくさい」がなくなる本』から、人間関係が上手くいかない時、どう対処したらいいのか、また人間関係からのストレスを低減し面倒くさくなくなるには、どうしたらいいのか、探ってみたいと思います。

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▐| 人間関係がストレスで面倒くさい理由は?

どうしたら人間関係が上手くいくのか、ストレスフリーでめんどくさくない方法を求めるには、まず、なぜ人間関係にストレスを感じたり、面倒くさいと思ったりするのか、理由を突き止める必要があります。

人間関係にストレスを感じたり、面倒くさいと思ったりする主な理由は、

1. 自分と相手や周りとの違和感、特に自分が少数派の時

大勢の意見がなぜか常識で、それが正しいとされてしまう世の中。少数派の意見は非常識とさえ見なされてしまうことも。

単に大勢の人と違う考えを持っているだけで、何となく周りの人たちは自分のことを変わった人とか、協調性が無いとか、空気読めない人のようにラベル付けします。

ラベル付けされても平気なら全く問題無いのですが、周りとの違和感を感じ、それでは協調性に欠けるし、空気読めない人だと思われたくないという理由から、自分の本当の気持ちに蓋をして皆に同調すると、人間関係がものすごくストレスになります。

だって本当の自分でいられない人間関係が、楽しいはずがないですから。

やがて人間関係が本当に面倒くさくなるのです。

2. 苦手な人と会う時

誰でも一人や二人、嫌いな人、苦手な人がいるでしょう。

私は割と敵を作らず、老若男女誰とでも仲良くできるタイプだと思います。それでも苦手な人、といいますか、もう二度と会いたくない人が、この世の中に一人います。それから苦手ではないけれど、全く話すことが無い、共通の話題が無い人が、一人います。

全く話すことが無いこの人とは、数年に一度くらいなら、会ってもいいかなと思います。とってもめんどくさいですが。

このように、嫌な人、苦手な人との人間関係は、すごく面倒くさいです。

どうして私が苦手な人に会うために、自分の貴重な時間を費やさなければいけないの?と思います。

でもそれが、仕事上大事な取引先の相手だったら・・・。直属の上司だったら・・・。悪夢です。

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▐| 人間関係のストレスを減らす方法

ではどうやったら、人間関係が上手くいくのでしょうか。

まず人間関係のストレスを減らすことから始め、そうすれば面倒くさいということも軽減されます。ストレスを感じない人間関係、それが上手くいっている人間関係なのではないでしょうか。

人間関係にストレスを感じる、面倒くさいと思う理由別に考えていきましょう。

1. 周りとの違和感が原因でストレスの場合

大勢の人たちの考えと自分の考えが違い、「自分一人vs.その他大勢」という図式の中、自分の居場所が無い。

そういう時は、自分の考えを閉じ込めて、無理に周りに合わせるのではなく、自分の考えが多数派のグループを見つけます。そこが自分の居場所となるのです。

自分の考えに賛同してくれる人、同じ意見を持つ人は、必ずいます。

いつもツルんでいる人たちから離れて、あなたと同じ考えや物の見方をする人たちを見つけるのです。案外身近にいたりして、「え、◯◯さんも、同じ考えだったの?」なんてこともあったりして。

人は他人に認められたいという認証欲求があります。同じ考えを持つグループの中で、あなたのこの欲求は満たされるのです。

また同じ考え方ではない人やグループでも、異なるあなたの意見を尊重してくれる人たち。もちろんあなたも、自分とは異なる相手の意見を尊重しなければいけませんが、同調する必要はありません。

私はこのタイプの人たちやグループが好きです。私と違う考えを持っている人たちから、私自身が新たな見解を得ることができるし、私もまた、グループの人たちに違った見解を示すことができるからです。

私が小学生の頃、友達6人と遊園地に行った時のことです。皆はジェットコースターに乗りたいと言うのですが、私はジェットコースターよりメリーゴーランドに乗りたかったのでした。その遊園地は一日フリーパス券は無く、乗りたいアトラクションごとに料金を払わなければいけません。ですから乗りたくもないジェットコースター(しかも料金が高い)に、お金を払いたくなかった私は、一人でメリーゴーランドに乗りました。

その他大勢が何と言おうと自分のしたいことをしたい。そう思っていますから、私は集団行動があまり得意ではありません。

しかしあの時の友達は個人行動をする私を、「彼女はそういう人だから」と別に責めるわけではありませんでした。ジェットコースターとメリーゴーランド、それぞれ乗り終わったらここで待っていよう、ということで落ち着きました。

今から思えば、あのときの友達は、まだ小学生だったにもかかわらず、何て大人だったんでしょうか。

2. 苦手な人に会うことが原因でストレスの場合

嫌な人になんて、できれば会いたくないです。そんな人のこと、会わなくても考えただけでもストレスですよね。

でもどうして会わなければいけない時って、ありますよね。仕事や職場、子供の学校、隣近所など。

ではそのような時、どうしたらいいのか、どうすれば嫌な相手にでもうまく対応できるようになるのでしょうか。

鶴田豊和氏によると、

【1】苦手な人がいる時、相手も自分も悪くないことを理解する

つい「相手が悪い人だから」「相手を苦手と思う自分は悪い」という二者択一のように考えがちですが、どちらか一方が悪いということはなく、どちらも悪くはないんです。いい悪いの問題ではないということです。

【2】嫌いな人は、あなたのルールを破っているから

人が誰かを嫌いになるのは、相手に不快感を与えるからで、なぜ自分は相手に不快感を感じるかというと、その人はあなたのルールを破っているからです。

たとえば私たちは、人の話は黙って最後まで聞く、というふうに教えられてきました。しかし中には人の話なんかちっとも聞かず、ひたすら自分のこを話しまくる、マシンガントークの人がいます。

こういう人と話すと、とても疲れます。こういう人と一緒にいて、快か不快かと問われれば、不快です。

なぜ不快かと言うと、私の中で 、人の話は黙って最後まで聞くべきと思っているからです。これが人と話す時の私のルールであり、マナーだと思っています。そしてみんなもそう思っているだろうと、それが常識なのではと信じているフシがあり、そうでない人、つまりマシンガントークの人を見ると、不快に感じてしまうのです。

マシンガントークの人は、私のルールやマナーを破っているのです。

しかし逆に言えば、そんなルールが私の中に無かったら、マシンガントークの人と話していても、不快でないかもしれません。さすがに快でもないと思いますが。

なので、苦手な人と会うときは、そういった自分のルールや信じているマナーを手放すことがポイントになってきます。

なぜ自分はこの人が苦手なのか、その理由から来る、自分のルールや信じているマナー。それが自分を苦しめているならば、その嫌な人と会う時は、それを手放すのです。

嫌な人と会う時のみならず、とにかく自分を苦しめているルールを減らしていくと、人間関係が楽になると鶴田豊和氏は指摘しています。

【3】自分のルールの手放し方
ではどうやって自分のルールや信じているマナーを手放せばいいのでしょうか。

一番効果的な方法は、

自分に甘くなる

ことだそうです。

ここで注意したいのは、「自分に甘い考え」と「自分に甘い行動」は別物だということです。一見同じように見えますが、違うことなんです。

朝もっと早く起きて一日を始めたいと思い、前の晩早めに就寝するのですが、翌朝いつもだいたい同じ時刻に目が覚めるのです。結局この夜は、いつもより長時間睡眠しただけでした。

この状況で、目覚まし時計もかけず、ついいつもと同じような時刻まで寝ていたということは、「自分に甘い行動」で、いつもより長時間眠ってしっかり疲れが取れたからいいか、とすることが、「自分に甘い考え」です。

「きっと体が疲れていたから、いつもより長い時間睡眠が必要だったんだ。体が欲していたんだ」と解釈し、そんな考えをOKすることが、「自分に甘い考え」で、一方「自分に厳しい考え」とは、「朝早く起きて、一日を早く始めると決めたのに、初日から達成できないなんて、何て情けない。ダメな人間だな」と自分を責めることです。

しかし自分を責めるとストレスになります。ストレスを感じ心身疲れ、長い休息時間が必要となり、早く就寝しても朝早く起きることはできません。結果、朝早く起きることができないという、「自分に甘い行動」を取ってしまうのです。

そして朝早く起きることができなかったということに「自分に厳しい考え」をし、自分を責め、ストレスを感じ・・・、という悪循環に陥るのです。

ところが「自分に甘い考え」をして、「長時間寝たのはいいこと。おかげで疲れも取れたし、これでいい」とすると、ストレスはありません。しかも既に長時間睡眠で、余分な疲れは取れています。その夜再び早めに就寝すれば、その翌朝は早く起きることができるでしょう。結局、「自分に甘い考え」をすることで「自分に甘い行動」を断ち切り、朝早く起きて一日を始めるという決心が実行できていることになります。

こう見ると、「自分に甘い考え」をすることは、自己肯定のような気がします。何か起こっても自分を責めたりせず、起こってしまったその事実を受け入れる。

だって起こってしまったことは、どうしようもないわけですから、否定するより肯定的に捉え、その起こってしまった事実から学び、次回に役立てたいものです。

ですから先程の例で、マシンガントークの人と話す時、そういう人と話すのは苦手だなという事実を受け入れて、どうして苦手なのかの理由も受け入れて、そういう自分を受け入れる。

「相手の話をちゃんと聞くという価値観を、相手に押し付けるべきじゃない」などという、「自分に厳しい考え」はせず、「この人はひたすら喋っていないで、たまには黙って人の話を聞くべき」と考えている自分を受け入れる。

私の場合、このように「自分に甘い考え」をしていると、自然と「この人を苦手だと思っていた原因は、相手の話し方に問題があるのではなく、問題は私自身の中にある」と気づくことができ、やがてその人のマシンガントークが気にならなくなります。

「ま、喋らせておけばいっか。それでこの人の気が済むなら、それでいっか」と思えてくるのです。

そうすると、苦手だった人とのストレスも軽減され、人間関係も上手くいくようになるのでした。

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▐| つぶやきとまとめ

「人は人間関係に生まれ、人間関係に終わる」というのは、私の持論です。

確かにストレスだったり面倒くさかったりする人間関係ですが、離島にでも住んでいない限り、人間関係は避けて通れません。

ならば上手くそれを築きたいものですよね。

以上、人間関係がストレスでめんどくさい?上手くいかない時の対処法についてでした。

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References

鶴田豊和. (2015.3.7.). 「めんどくさい」がなくなる本. フォレスト出版.

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