脱落者続出の1週間リトリート!タイ瞑想センター体験記その2

この夏、タイ瞑想センターで1週間のマインドフルネス瞑想リトリート体験をしました。そのことについて「行ってきました!タイ瞑想センターで1週間リトリート修行体験」にまとめましたが、参加者全員が、私のように無事全行程を終えたわけではありません。

本場タイのお寺で瞑想リトリートに参加した人、日本国内にあるタイ瞑想村や他の国にあるタイ瞑想センターに行ったことがある人など、タイ瞑想リトリートを体験したことがある人なら思わず、

何で脱落したの?

と不思議に思うかもしれません。

今回は瞑想リトリート参加者の中でも、一体どんな人が最後までサバイバルできて、誰が辛抱できず脱落していったのか、その理由とは?についてです。

ずばり、脱落者は、こんな人なんです!!

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▐| 参加者はこんな人

私が参加したのは、アメリカにあるタイ瞑想センターで行われた1週間の女性リトリートでした。男性のためのリトリートもありましたが、日程が重ならないように、違う週に行われました。

男女のリトリートを通じて、どんな人が参加したかというと、その内訳はざっと、

アメリカ人の白人4人
アメリカ人の黒人1人
タイ人5人
インド人2人
日本人1人

タイの瞑想なので、タイ出身者が多いのは分かるんですが、白人も多いんです。そういえば、タイのお寺でリトリート体験された方のブログにもありましたが、そこの参加者もほとんど白人だったとか。海外からタイへ来ている人が多いのが分かりますね。

年齢は20歳の学生から60歳と幅広かったです。リトリートが行われたタイ瞑想センターがある町の人だけでなく、全米各地から参加していました。

とにかく日本人の参加者は私一人でした。日本人の参加者というのは、とても珍しいことだったようで、良くも悪くも目立っていました。

▐| 序盤(初日~2日目)

なんと初日から脱落者が!

 *リトリートの詳しい日程・内容については、「行ってきました!タイ瞑想センターで1週間リトリート修行体験」をご覧ください。

この一週間リトリートには、上記の他にもう3名のアメリカ人が登録していたんです。しかしリトリートが行われるタイ瞑想センターへ出発する直前に、キャンセル。ドタキャン。

ドタキャン理由は様々ですが、リトリートが始まる前から既に脱落者が出てしまったのでした。

そしてタイ瞑想センターに着いて一通りの説明を受けた後、「自分には合わない」と感じたらしく、一日で帰ってしまった人がいました。

素早い決断は人生で必要なことかもしれませんが、まだ何もプログラムは始まっていない、単にタイ瞑想センターの施設やルールなどを知っただけの段階で止めることを決心するなんて。まあ、その人の直感が、「止めとけ」と指示したのでしょうか。一日、一通り日程を試してから決めても、遅くないような。

残りの参加者は、まだ日程も序盤ということで、何とか頑張ろうという雰囲気でした。

朝は5時には起きて、5時半から始まる読経に備えなければいけません。一日のスケジュールはびっしりですから、やはり序盤から飛ばしすぎず、でもやる気をこのまま保つことが大切だと思いました。

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▐| 中盤(3~4日目)

さすがに一週間リトリートも中盤になると、慣れというか、中だるみが生じてきているのが分かりました。要するにやる気が徐々に薄れていく人が現れて、このリトリートにかける意気込みが大きい人、小さい人というのがはっきり分かりました。

ここで、また一人、脱落者が。

まあ数日試してみて、やっぱり自分には合わないと感じたんでしょう。

例えるなら、今まで見たこともない料理が目の前に出されて、とりあえず試食してみたけど、やはり自分には合わなかった。そんな感じでしょうか。食わず嫌いよりマシということで。

全日程の半分まで頑張ったのに、何だかもったいないような気がしました。

とにかくこの人、帰路に着いたのでした。

サヨナラ〜。

そしてもう一人、半脱落者が出現!

半脱落者とは、タイ瞑想センターに宿泊し続けているんですが、自分が参加したくない日程には参加しないという、日本人の私からしたら信じられない、超ワガママなことをする人。

この人も1週間リトリートの最初の方は、文句を言いながらも何とか頑張ろうとしていたんです。しかし3日目の夜に行われたあることがきっかけで、以来モチベーションが急降下。何とその次の日の早朝の日程(読経、ヨガ、掃除、朝食の準備)を拒否!起こしても、起きてこないんです。自分は夜型人間で、朝早起きが苦手だから、とかなんとか言い訳をして。

日本人の私からすると、信じられない光景でした。

でも朝食にはしっかり顔を出して、朝ご飯は食べてるんですけどね。

教義中も僧侶の話を聞くのではなく、別のことをしていたりして、もう心ここにあらずの状態でした。

教義中に別のことをするなんて、一生懸命お話をしてくださっている僧侶に対してとても失礼だと思うんですけどね。

▐| 終盤(5日目~最終日)

その半脱落者は、5日目の早朝の日程も参加拒否。でも朝食時間に起きてきて、ちゃっかり食べてる。

そして6日目のお昼もちゃっかり食べてから、最終日を待たずに帰宅してしまいました。半脱落者から、全(?)脱落者になったのでした。全脱落者、一人前の脱落者・・・。

何なんだ、この人・・・。

しかし残ったサバイバーたちは、無事全日程を終了。最終日に認定証をもらったのでした。

▐| 脱落者とは、こんな人!

半数とまではいかなくても、4割近くが最終日までもたずに、途中で脱落してしまったわけですが、この脱落した人たちの特徴は、

全員(アジア系でない)アメリカ人!!

だったのです。

何がカルチャーショックだったかというと、タイやアジアの価値観を持ち合わせていないアメリカ人が、タイの文化に触れたときの反応でした。

個人主義のアメリカ人が、集団主義を強いられて、我慢できるのかどうか疑問でしたが、やはり無理だったようです。

アメリカ人全員が無理だったというわけではないです。無理だった人全員が、アメリカ人だったということです。

自分の意思よりグループ全体の意思が優先され、自分が必ずしもやりたいとは思わなくても、それを押し殺して、グループのためにやらなければいけない。そうやって、「和」を乱さないように、全体の雰囲気を壊さないようにする。

・・・何て考え、持ち合わせていないんでしょうね。

これって、自己我慢、ある意味「躾」だと思うんです。

他のアメリカ人に、どうして彼らは脱落したのか尋ねると、同じことを言っていました。

我慢するということを躾けられてこなかったから、リトリートで始めてそんなことを躾けられる。脱落者にとっては、ある意味とても良い経験だったのではないか、と。

その通りですね。

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▐| つぶやきとまとめ

私たち日本人にとって何でもない集団生活。

小学生のとき、夏休み中に参加した泊まりがけの課外学習では、このリトリートのように朝早く起きて、掃除して、朝食の準備・手伝いをして、食事後片付けをして・・・。みんなが集まるときには、「5前行動」と称して、早めに現地に集合することを躾けられました。5分前にはきちんと整列していなければいけないので、実際にはもっと早く現地に集合するわけです。

小中高では生徒自身が教室や廊下、トイレや校庭などを掃除するので、自分たちが使っている場所を、自分たちが掃除するのは、ごく当たり前のこと。不思議に思ったことなど一度もありませんでした。

しかしリトリートの参加者の中には、なぜ掃除しなければいけないのか、納得できない人もいて、私は逆にその態度にとても驚きました。

なぜって、当たり前でしょ?
それにタイ瞑想センターって非営利団体で、清掃員を雇うお金なんて無いだろうし。
私たちが掃除しないで、一体誰がやるっていうの?

私の心の声

でも、その人にとっては、本当に理解できないことだったようです。不服に思いながらもちゃんと掃除していましたけどね。やればいいんです。

ところで先述の半脱落者の人が、読経や教義、ヨガを欠席するのは何とか我慢できました。私は早く起きて頑張っているのに・・・!という感情は無くもありませんでしたが、その人が欠席しても、直接私や他の参加者に迷惑がかかるわけではなかったので。

しかし掃除まで欠席したことには、驚きでした。なぜって、その人が欠席すれば、その人が掃除するはずだった箇所まで、私や他の人が掃除しなければならず、結果掃除時間が長くなってしまい、その後の朝食の準備、朝食、食事の片付けが遅くなるからです。それでもその後の9時30分からの教義は時間通りに始まるので、結局食事後の片付けが済んだ後のわずかな休憩時間が、さらに短くなることに。休憩時間で調整せざるをえないわけです。

全員に迷惑がかかるのに、どうしてこの人は平気で掃除を欠席できるのか、どうしてそんな風に考えられないのか、これも育ってきた文化が違うからなのか、大きなカルチャーショックを受けました。

これが日本だったら、朝の日程をサボったということで、朝食は抜きとか、一人でトイレ掃除をさせられたり、何かしら罰が与えられるかもしれません。あるいは、周りから相手にしてもらえないとか(これが日本人には一番こたえるでしょう)。

さすがに、本場タイのお寺まで行ってリトリートするアメリカ人は、こんなふうに脱落したりすることはないでしょう。しかし同じアメリカ国内で行われたこともあり、自国の文化そのままでリトリートに参加したために、脱落してしまったのでしょうか。

とにかく、アメリカ人がアジアの文化に触れたとき、その反応はこういうものなんだと、文化の違いをまざまざと見せつけられたリトリート体験でした。

そしてこういうとき、対照的なのが日本人です。自分で言うのも何ですが、サラサラっとタイ文化を受け入れ、うまく振る舞って周りに好印象を与えることができたと思います。多分・・・。

脱落者がアメリカ人だったので、日本人の私がタイ文化の中でうまくやればやるほど、高い評価を受けやすかったです。

「日本人って、すごい」って、思ってほしいですもんね。

以上、タイ瞑想センターで1週間リトリート体験!脱落者はこんな人、についてでした。

 *リトリートの詳しい日程や内容については、「行ってきました!タイ瞑想センターで1週間リトリート修行体験」をご覧ください。

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