ニコラス師がやって来た!タイ瞑想センターで週末リトリート

8月に週末3日間だけのリトリートがタイ瞑想センターで行われ、ニコラス師が招かれました。

イギリス出身のタイ仏教僧侶で、僧侶としてはかなりのハイランクな師です。書籍も多く、メディアにも多数出演なさっています。

そんなニコラス師と共に行われた週末リトリートに参加し、マインドフルネス瞑想と教義を受け、そのときの様子をまとめます。

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▐| ニコラス師って誰?

「行ってきました!タイ瞑想センターで1週間リトリート修行体験」に詳しく書きましたが、この1週間リトリートでメインの講師(僧侶)として教義してくださったのが、ニコラス師です。

1週間リトリートの前は、ニコラス師に教わることは滅多に無いチャンスだよ、と言われても、タイ仏教とか宗教に興味の無い私にとっては、「ふぅ〜ん」くらいにしか思いませんでした。

しかしニコラス師に教義を受け、ニコラス師のバックグランドを詳しく知るにつれ、タイ仏教の中ではかなりすごい人なんだということが分かり、あらためて私は数あるリトリートの中でも、ニコラス師のもとで学ぶことができたのはラッキーだったんだなと実感。

何がすごいかというと、若くしてタイ仏教に出家し、以来30年間、アジアと西洋を結んできた僧侶。西洋に仏教やアジアの世界を伝えてきたのです。

イギリスのマンチェスターでおよそ50年前(推測)に、普通のクリスチャンの家庭に生まれ育ち、大学も出て、普通にキリスト教徒だったニコラス師。しかしキリスト教は、ニコラス師の魂を揺さぶるような宗教ではなかったことから、キリスト教ではなく仏教の道を選んだそう。

単にタイ仏教に改宗するのではなく、何と出家得度までしてしまったのですから、すごいです。

もちろん親や家族は大反対だったそうですが、それでも僧侶になったのですから、よほどの覚悟だったのでしょうね。

私が知る限りですが、タイ仏教の僧侶というのは、とても教育水準が高く、ニコラス師も博士号保有者で、ニコラス博士でもあるのです。

今でもタイ仏教なんてさっぱりよく分かりませんが、経験や知識が豊富な僧侶から教義を受けるのは、やはりありがたいことですよね。細かいことは気にせず、ありがたい、ありがたいと思って、リトリートに参加しました。

▐| リトリート1日目

さて週末リトリート1日目である金曜日は、昼間仕事を終えた人が参加しやすいように、教義は夜6時半から始まりました。

私の住む町にある、タイ瞑想センターで行われたこの週末リトリートでは、リトリートといっても、宿泊施設があるわけではないので、全く現実と引き離した環境に身を置くわけではありません。

ですから「通いリトリート」とでも言うところでしょう。

今回の週末リトリートの日程をまとめると、

【金曜日(1日目)】
午後6時半〜 教義、瞑想

【土曜日(2日目)】
午前8時半〜 ヨガ、教義、瞑想
午前11時半〜 昼食
午後12時半〜 ヨガ、教義、瞑想
午後6時半〜 教義、瞑想

【日曜日(3日目)】
午前8時半〜 ヨガ、教義、瞑想
午前11時〜 僧侶へ施し
午前11時半〜 昼食
午後12時半〜 ヨガ、教義、瞑想
午後3時〜 キャンドルライト、終了式

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▐| リトリート2日目

朝8時半から始まった2日目。この日の午前中のクラスは多くの人が訪れました。タイ仏教に触れるのは初めてという人も多く、そういう人は作法など全く経験無いわけで、座るときは僧侶に向けてつま先を向けないという黄金ルールが守ることができない人が多かったです。足をだらりと前に伸ばして座るのもダメ。

とにかくこの足のルールが難しいという人は、そういう人のためにちゃんと椅子が用意されているので、無理せずそこに座ればいいわけです。

そういえば、私の親の実家が代々お世話になっているお寺では、ここ15年くらいから椅子を用意するようになったとか。足腰の悪い年配の方への配慮のようです。別部屋には食事ができるようにとテーブルと椅子が用意されてあり、なんだか時代を感じました。長時間座布団の上に正座することが良いこととする文化は、今の風潮に合わなくなってきているのでしょうか。

ニコラス師もこういうリトリートを数多く経験されていますが、必ずしも行儀の良い人ばかりではないし、文化の違う国では、それを考慮しなければいけないわけで、その辺は臨機応変に対処されているようでした。

午後のクラスでは、豪華なタイ料理の昼食の後でお腹が一杯ということもあり、まったりとした空気の中で瞑想と教義が行われました。

午後のクラスが終わると、夜のクラスまで休憩が2時間以上あったので、ニコラス師と共に大勢でヨーグルトショップへ行きました。

なぜヨーグルトかというと、戒律を守る僧侶は昼食以降、噛む必要のある固形物を口にすることができません。ヨーグルトやアイスクリーム、ドリンク、ムースのような、噛む必要の無い物ならOKなので、ヨーグルトショップへ行ったのでした。

夜のクラスも意外と人が多くきていました。朝からずっと教義を行っているニコラス師も、生徒も、お疲れさまです。

▐| リトリート3日目

週末リトリートも3日目、最終日です。

この日も朝8時半から始まり、まずは体をほぐすためにヨガ。朝のヨガって気持ちいいですね。

朝の教義では、生徒から一番多くリクエストがあったテーマ「許し方」についてでした。

自分の犯した罪のために抱えている負の感情を何とかしたい、自分を許す方法ではなく、他人に対して抱えている怒りを、どうしたらいいのか、他人を許すにはどうしたらいいのかについてのお話でした。とても興味深いトピックで、みんな誰かに怒りを持ちながらも、その感情を何とかしたいと考えているのですね。

他人を許す方法が分かったとしても、それを実行するかどうかは、あなた次第。

朝のクラスが終わると、ニコラス師へ食料を施します。ニコラス師が大きな瓶のような物を持って、その中に一人一人が食料を入れていきます。僧侶は自分で料理をしませんから、施された物を食べるのです。

昼食では美味しそうなタイ料理が振る舞われ、お腹一杯食べた後、眠たい中ヨガが行われ、午後のクラスに入りました。週末リトリート最後のクラスでは、マインドフルネス瞑想について、もっと具体的な考え方、テクニックのお話で、役に立つ実践的な内容でした。

全ての日程の最後には、感謝の気持ちを表すキャンドルライトセレモニーと終了式でした。たった3日間のリトリートでしたが、朝から夜までびっしり日程が詰まっていて、教えるニコラス師にとっては大変なことだったと思います。

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▐| つぶやきとまとめ

施設に泊まり込んでではなく通いリトリートだったので、自分の都合に合わせて参加しやすい分、様々な人が参加した週末リトリートでした。

初めてタイ仏教に触れた、マインドフルネス瞑想をした、という人も多く、これをきっかけにマインドフルネス瞑想に親しんでくれたらと思います。

ニコラス師は月曜日の朝に発ち、私は空港で見送ったのでした。

私は週末リトリートの間、主催者の御宅に泊まったので、「通いリトリート」ではなく、ちょっぴり非現実を味わうことができました。

現実の中の非現実、日常の中の非日常。それが週末リトリートです。

これが1週間以上のリトリートとなると、かなりの覚悟が必要となりますが、週末だけなら、ちょっとだけ非日常を味わうにはちょうど良い長さだと思います。

栃木県や群馬県で、1泊2日〜2泊3日の短期リトリートが行われます。問い合わせてみてはいかがでしょうか。

以上、ニコラス師と共に、週末リトリートを体験!についてでした。

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